Archive for the 'Math' category

確率論

Feb 22 2011 Published by under Math

確率論難しい。とりあえず基礎的な条件付期待値についての備忘録。しばらく続くかも?

もとの確率空間を  (\Omega, \mathcal{F}, P) としまして,部分σ加法族 \mathcal{G} に対して条件付期待値  E[X|\mathcal{G}] は Radon-Nikodym 導関数とか \mathcal{G}-可測な確率変数で X との2乗平均誤差を最小化する確率変数として定まったりする訳でした。

ところが初級の確率論の教科書だと, E[X|Y] とか, E[X|Y=y] とか書かれたり。これらの関係はなんだったろう...???

情報の構造がはっきりとつかめない間はこういうことを悩んだりもします。(僕はまだあやふやだけど)

上で述べた方法を通して, Y が生成するσ加法族 \sigma (Y) に対して X の条件付き期待値が \sigma (Y)-可測な確率変数 E[X|\sigma (Y)] として定まります。これは \sigma (Y)-可測性から,Y^{-1}{y} = { \omega \in \Omega : Y(\omega) = y } の上では定数関数にならないといけません。そうすると,

 E[X|Y=y] = E[X|\sigma (Y)](\omega)\quad  {\rm for }\quad \omega \in Y^{-1}{y}

という関係が成り立って,2つの表現が互いに行き来することになります。

...なんだ簡単だな。

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山本哲朗 『行列解析の基礎』

Dec 22 2010 Published by under Economics, Math

行列(有限次元空間の線形作用素)についてはどんなに詳しくても詳しすぎることはない.マクロ経済学でも最近はシミュレーション手法がかなり重要な位置を占めているので,線形システムの安定論に対するある程度の理解が経済学の大学院生にも必要不可欠だと思う.

この本が特におすすめという訳ではないですが,いろいろなトピックが盛り込まれていて楽しそうなので買いました.

何かおすすめの線形代数本があればおしえてください.

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Wiggins に学ぶ

Jan 20 2010 Published by under Math

力学系の挙動は不安定多様体・安定多様体・中心多様体の3つの不変多様体に分解できる.
もし不安定多様体が空集合であるとすると,軌道は指数関数のオーダーで中心多様体に落ち込む.したがって,平衡点周りの長期的な振る舞いは中心多様体に制限した力学系によって分析できる.
らしい
もっと早く勉強しておくべきだったな

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凹関数 (concave function)

Nov 01 2009 Published by under Math

なんだかいろんな人に適当なこと言ってたようなのでこちらできちんと書いておこう.まぁ僕はいつも適当なことばかり言ってるんだけれども
[ 凹関数の定義 その1 ]
 0 ≦s + t≦1 なる 正の s, t に対して,F(sx + ty)≧s F(x) + t F(y) が常に成り立つ関数 F を凹関数と呼びましょう.
[ 凹関数の定義 その2 ]
 F(x/2 + y/2) ≧ [F(x) + F(y)]/2 が成り立つ関数も時々凹関数と呼ばれます.
風巻紀彦先生にならって,1を満たす関数を凹関数,2を満たす関数をQ-凹関数と約束します.Qは有理数のQ*1だと思います.もちろん凹関数ならQ-凹関数です.Hardy–Littlewood–Polya の本では,Q-凹関数を凹関数といっています.
以下のようなことを証明できそうな気がします:
1.Q-凹関数は,有理数の s, t に対しては1の条件を満たす
2.連続なQ-凹関数は,凹関数
ものの本によると,連続でないQ-凹関数は,任意の区間で下に有界ではないような関数のようです.すると,有界なQ-凹関数は連続になりますね.これが証明できたとすると,凹関数は下に有界なので
3.凹関数は連続
もいえそうです
凹関数のべたーっと連続の定義を選ぶと,扱いよい関数になってしまうわけですな

  • 注1有理数の集合Qってちょっと変ね.Rational Numbers なのに.でもそういうことになってるので仕方がないですが.これは,実数 Real Number の集合を R として,有理数は極限操作を行うひとつ前の段階という意味でQを選んだんでしょう.アルファベットのRの前はQですから

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G. H. Hardy

Oct 31 2009 Published by under Math

“A Mathematician’s Apology”はオンラインバージョンがあったようです.知らなかった.いつか読んでみよう.
http://www.math.ualberta.ca/mss/

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Doob, Stochastic Processes

Jun 11 2009 Published by under Math

そういえば、某先生がDoob の本はいいから買っといた方がいいよって言ってたな。でも、こんなに高い本おいそれとは買えないっすよ・・・

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数学輪講

May 05 2009 Published by under Math

Kolmogorov & Fomin のDoverの緑色の本*1を読んでいます.基礎的な事項がたくさん詰まっていてちょうどよい.学部のころにやっときゃよかったな.昨日は3章の位相空間.自分の発表のへたくそさに腹が立つ.
博士課程になってからというもの研究会やらゼミやらではほとんど発表の機会がなかったので,発表は年に出すか出さないかの学会だけ.それはもう効果テキメン.さっぱりしゃべれなくなります.自分が1分前に何を言ったかさっぱり分からないし,ノートのまとめ方も格段にへたくそ.
Input & Output は日常的に訓練しなければなりませんね
あんま本文と関係ないですが,Trence Tao のブログにコンパクト性の大事なことが書かれてあります.基礎的であって最重要
245B, Notes 10: Compactness in topological spaces

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counterexamples

Apr 27 2009 Published by under Math

http://book.kenjisato.jp/index.php?itemid=11
僕の本ブログへジャンプします.解析学の反例集.しばらく前に安かったから買って放置してましたが,開いてみたらすごく面白い!ぜひ買ってください.

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