tinytex

April 26, 2020
R LaTeX

日本語 LaTeX 環境をすばやくセットアップする

繰り返し実行するので,備忘録として残しておく。

R の環境があればTinyTeX は比較的短時間でインストールできる。KOMA-script article を dvipdfm で日本語 PDF にしたいので,いくつか追加でパッケージをインストールする。

R

> install.packages("tinytex")
> tinytex::install_tinytex()
> tinytex::tlmgr_install(c("collection-langgerman",
                           "collection-langjapanese",
                           "koma-script",
                           "enumitem", "setspace", "xpatch"))

collection-langjapanese を使う前に collection-langgerman を入れておくとよいらしい。(これがわかるまでにかなり時間を費やした。詳しくはわからないけど,platex のためのフォーマットファイルを作成するときにドイツ語のハイフネーションのファイルがないと怒られる)

最後の3つは僕のLyX ファイルの多くが enumerate のオプションを設定してるから必要になっただけかもしれない。

LyX

$ brew cask install lyx

Homebrew を使わない場合はウェブで最新のバイナリをダウンロードする。

注意

texlive をまるごとインストールするのと違って,パッケージ不足のエラーが出やすい。足りないものがあればその都度インストールする。R からコンパイル(tinytex::xelatex() などを使う)すると自動で足りないものをインストールしてくれるのだけど,それでも私は LyX で dvipdfm を使いたいのだ。